日本人といえば家は木の家しか考えられないかもしれませんが、じわじわと人気が出てきているのが鉄骨住宅です。震災の影響ということもありますが、やはり家に丈夫さを求める人が多くなったという事でしょうね。ただ、「丈夫」としか理解されてない鉄骨住宅ですが、実はそれだけではありません。柱それぞれが堅くて丈夫なので、一つの部屋を広くすることができ、場合によっては仕切の壁の位置を変えることもできるのです。つまり部屋割りの自由度が高いのです。いわゆる木造受託のような大黒柱は存在しないので、このような空間設計が可能なのですね。
鉄骨住宅には多くのメリットがあります。住宅で一番肝心な事は地震に強いと言うことです。日本は多くの自信がある国ですから必ず地震に強く無いと問題です。基本的に構造計算をしなくてはなりませんので強度が取れた設計となっています。鉄骨住宅の場合は地震の時は入れますが、触れることによってエネルギーを吸収しています。鉄骨の場合は一気に壊れ無いので安全面でもすぐれています。鉄骨住宅は大きく2つに分けられており、軽量鉄骨と重量鉄骨があります。軽量鉄筋とは鉄骨の厚さが4ミリ以下の物を指します。
それ以上の鉄骨を重量鉄骨といういます。軽量鉄骨であれば柱と柱の間隔を5m取れます。重量鉄骨であればそれ以上可能です。また走ると柱の間隔を空ける事ができるため、将来的に間取りの変更が必要になってしまった時でも木造に比べて簡単に変更が可能です。また自由度が高いのも特徴です。木造では柱と壁も構造体の一部になってしまうため、自由に変更ができません。間違った場所を変更してしまいますと強度が低下して、欠陥住宅となってしまう可能性がありますので要注意です。鉄骨の最大の特徴として、寿命が長期間です。メンテナンスや対策を行う事によって錆の問題さえクリアすれば100年は持ちます。
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